現在、要介護者数が9年間で約2倍に急増し、約485万人といわれています。そのうち約3人に1人がメタボ関連疾患で、約4人に1人が骨、関節、筋肉などの衰えが原因となるロコモティブシンドローム関連疾患です。
老化は足からといわれるように、歳を重ねると上半身よりも下半身の筋肉量が先に低下するというデータもあります。後期高齢者の転倒は、骨折の危険性も高くなります。Inbodyを用いた測定で現在の筋肉量を把握し、元気な今のうちから将来のために筋肉を貯めるロコモティブシンドローム予防を行うことができます。InBodyは、右腕、左腕、体幹、右脚、左脚の筋肉量が測定でき、部位ごとの筋肉量の低下や、左右のバランスなども把握できます。
要介護の原因
要介護になった原因を分類分けすると、脳卒中、心疾患、糖尿病などのメタボ関連疾患の割合が
28.4%と最も高い割合となっています。
次に割合が高いのが、関節疾患、骨折・転倒、脊髄損傷などのロコモ関連疾患で、22,9%となっています。
これら要介護の主な原因は、INBODYによる測定を行うことで防ぐことのできる病気なのです。
60歳になると下半身の筋肉量の低下が著しくなり始め、中でも後期高齢者の転倒は、骨粗鬆症に起因する骨の虚弱化と相まって大腿骨頚部骨折といった重度の骨折を招く危険性も高く、予後も寝たきりになるといった深刻な状況をもたらします。
Inbodyで測定することにより現状の筋肉量・脂肪量を把握し、元気な今のうちから将来の自分の為に筋肉を貯める=貯金運動でロコモティブシンドローム予防や転倒予防をはじめましょう。またInBodyは右腕・左腕・体幹・右脚・左脚と筋肉量・脂肪量が表示されるため、腕や脚の筋肉量の低下や左右のバランスなども分かり自分の筋量低下が把握できます。